column コラム

コラム「FLASHについて」

文字が動いたり、写真がめまぐるしく入れ替わったりするビジュアルエフェクト、BGMや効果音などのサウンドエフェクト…色々な効果をウェブページにもたらすFLASHファイル、一時はネットサーフィンをすると大変良く見かけました。

当時はフラッシュサイトを持つ事はある種のウェブ上のステータスのようなもので会ったかもしれません。ウェブデザイナーも競ってフラッシュのスキルを身につけ、その腕を見せ付けんばかりにあらゆる方面でフラッシュを利用していました。(無論、私もその一人でした。)

このフラッシュサイト、ある時期…SEOと言う言葉が登場した時期を境にでしょうか…数が大きく減りました。これは「フラッシュバブルの崩壊」と言えるかもしれません。今では思うに、SEOを特に必要としない名の通った大企業であったりアート性を重視する各方面のアーティストのサイトなどでしか使われてないのではないかと思います。

フラッシュが廃れてきたのは、「ある種の流行が過ぎ去った」とまとめることもできますが、これがSEOと言う言葉の登場とほぼ時を同じくして起こったことを考えますと、フラッシュのサーチエンジンにおける致命的な欠点が原因であると考えたほうが正しいでしょう。

このフラッシュの致命的な欠点は、「フラッシュはサーチエンジンに弱い」という事です。

ホームページを何らかの形で作った事のある方ならすぐにお分かりいただけると思いますが、HPの元となるHTMLファイルはHP上に表示される文字情報を直接含みます。画像情報にもalt属性を指定することによって代替の文字情報を入力できますし、このHTML上の文字情報を拾ってサーチエンジンは検索結果に表示するのです。

これに対し、フラッシュファイルの場合、HTML上にはフラッシュファイルをウェブページ上に呼び出す情報のみを記述しますのでその情報の中にはフラッシュファイルの中で登場する情報は含まれません。よっていくらフラッシュファイルで有益な情報を提供し、それにビジュアルエフェクトやサウンドエフェクトを加えたところでフラッシュの中に含まれるそれらの情報はサーチエンジンに拾われないということになります。

サーチエンジンでの表示順位を審査するロボットも所詮は「ロボット」でしかないのです。つまり、HTMLの先にあるフラッシュファイルの中まで分析してくれるほど融通のきくものではないということです。

ですから少々強い言い方になるかもしれませんが、フラッシュだけでサイトを構築したときに、サーチエンジンにおける情報量はゼロということになります。この場合ディレクトリ型のサーチエンジンにお金を払って登録を依頼しない限りサーチエンジンを介したアクセスはあまり見込めないということを意味します。

フラッシュのデメリットはこれだけではありません。フラッシュサイトを訪れたときに「now loading」と数秒待たされた経験のある人も多いかと思います。フラッシュファイルは重いため読み込みに時間がかかりナローバンドユーザーにはとても不親切です。加え、パソコンのスペックや接続環境によってはパソコン全体の動きを鈍くしユーザーに不快感を与えることも起こりえます。

これからもフラッシュが利用される場面は減り続けるでしょう。フラッシュ、もしくはHTMLやサーチエンジンロボットに大規模な改善がなされない限り、もしかしたらフラッシュが絶滅するということもありえるかもしれません。


menu
  • top トップページ
  • our vision 事業内容の紹介
  • works 制作実績
  • company UNIPHについての概要
  • contact お問い合わせ