以前、ちょっと家具を買い換えようと思った時に、インターネットで色々家具を見て回っていました。
1つ1つをデザイン作品としてみていますと、ギャラリーを巡っているかのような感覚を覚え大変有意義なネットサーフィンの時間であったわけですが、如何せん無数のサイトが乱立しておりまして一つも目星を付けられずの状態でした。
そこで、以前行ったレストランの奥でちょっと気の効いたレトロな家具を扱っている事を思い出し、記憶の片隅からその名前を引っ張り出してきて、検索にかけサイトを訪れてみました。
扱っている物は好みのものが多く、どれを買おうか…という気持ちで、サイト内を回っていたのですが、このサイトが激しく重く、ページを移動するたびに数十秒待ち「フリーズか?デッドリンクか?」と思ったころにやっとページが表示されるという繰り返しでした。しかも、それはレスポンスの段階で、画像などが全て表示されるまでの時間を合わせるとゆうに1分は越えていたでしょう。
業を煮やし、思い当たる節があったので次に開いたページのソースを開いてみました。「やはり…」開いたソースには数百行にも及ぶテーブル関連のtable、td、trタグの大行進、ソースの容量だけで60KBにも及ぶものでした。これなら重いのに何の疑いもありません。
特にショッピングサイトはサイト内で往来を繰り返します。そこで1分ものタイムロスは合計すると大変大きいものになり、それは客の購買意欲の減退にもつながりえるのです。実際私もその時の購買意欲を失い、後日その店へ足を運びました。(店へお客を誘導する為の戦略だったのかもしれませんね。)
私はブロードバンドの比較的早い回線を利用しています。それであれだけの時間がかかったのですから、56kbps/64kbps程の速度のナローバンドユーザーにとってはトップページを開くのだけで断念してしまう程の致命的なものでしょう。
コンビニエンスストアはお客が店には行ってきてからレジで会計をするまでの動線を描きそれにあわせて商品が陳列されます。インターネットサイトでも同じ事が言え、自分が一番見せたい物、そのサイトの「ゴール」までいかに人を導けるかが勝負になります。そのゴールとは「問い合わせ画面」、「支払い画面」や「確定画面」なわけです。
実際のお店で言う「デザイン」「雰囲気」、「陳列」にあたるサイトのレイアウトやデザインの重要性も去る事ながら、サイトの軽さと言うのも重要事項の一つになるのではないでしょうか?レジの前で5分も10分もまたされたら、怒って帰ってしまう人も少なくありませんよ。
テーブルは構成するのに数多くのタグを使います。これをCSSを用い外部ファイルとして追い出し、ソースのスリム化を図ればテーブルソースは2分の1以下(そのサイトでしたら軽く3分の1)になります。テーブルからCSSに乗り換えるということは、メリットばかりでデメリットはというと構築が数倍も労力と時間を費やすということくらいなのではないかと私は思います。
軽いページソース=全てのユーザーに優しいと検索エンジンロボットに判断されるということもありますし、CSSを用いた綺麗なソースを書くということは検索エンジンロボットがページ内の文章を効率的に拾えるということでもありSEOにも大変有効であるとされます。インターネットサイトを成功させるためにSEO対策が次第に不可欠となってきた昨今。テーブルをソース内から追い出す時代が来たのではないでしょうか?
2005/05/25
by UNIPH
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